これまで仕事をしてきていて思ったことの一つに、よく仕事ができる人というのは、いいつながり(人脈)を持っていて、沢山の引き出しを持っているということ。
これは、あの人に聞けばいいとか、これはあの人に相談して一緒に出来ないかとか。。 概してそういう仕事ができる人というのは、ある程度経験のある年配の人が多いのだが、そういう人を見ていて思ったことがある。 それは若い内からいろんな人と交流できる場を作っていけば、その地域は、10年後に多くのつながりの上に魅力的な活動ができるようになるのでは?特に環境という分野では!ということ。 そこで、岡山に帰ってきた1年前からそういう若手のつながりを環境をテーマに持ちたいと思ってきた。 そして、ついに先日、その第一歩となる交流会を行うことが出来た。参加してくれた方は、一年間環境の仕事をしてきた中で知り合った若手の人たち。 その声が広がって、当日は25名という多くの岡山で環境をテーマに活躍する若手が参加してくれた。 今回、声かけをしてみて、結構こういう交流をしたいと思っている人は多いことにも驚いた(うれしかったけど)。25名という参加人数の他にも参加したくても都合で参加出来ないというような人が他に10名程度いたので、たぶん、もっと声かけをしていたら大変なことになっていただろうなと思う。 とりあえず、今回は第一回目ということで開催したけど、こういうのは続けてなんぼ。年内にあと二回ほどできたらいいなぁと思う。 目標は、10年続けること。個人的には「10年コミュニティ」を作れればなぁと思っている。(10年経ったら、僕が若手じゃなくなってしまうという問題もあるけど。。) まぁ、ぼちぼちと。 とりあえず、ミクシー上でコミュニティを作ってそこで情報交換が出来ればいいかな。そろそろミクシーも積極的に利用していかねば・・! |
前回に、引き続き。
環境教育を仕事とする難しさをこの前の記事で少し書きましたが、その理由は、先に書いた1~4という職種は環境教育だけを業務としてやっているわけではないというのが大きな理由です。 特に1~3の業種は、測定や分析、アセスメント、実施計画の作成などそういうのが多くを占めます。そして、それらの仕事は、これでもか~って言うくらい地味です。(あくまで私の主観ですよ) 逆に、社会的な認知が高まってきている環境を守るために普及啓発をする仕事というのは、4のNPO団体などが活躍しています。しかし、これらはボランティア色が非常に強いのが現状です。そこを土台として先に目指す者がある方や、そこを活動のフィールドに考える人向きではないでしょうか。お金はひじょ~に苦しいところが多いようです。そこで経験を積んで自分の道を目指すんだという意識も必要かもしれません。 以上のことを踏まえて、環境の仕事に興味があったり、これから就きたいと思っている人には、次のようなことをアドバイスしたいです。
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テーマ:環境業界への就職アドバイス - ジャンル:福祉・ボランティア |
最近、このつたないブログを見て、環境分野への就職についてご質問頂く機会が何度かあります。
本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。 皆さんに、きちんと返事を書けていない状態もあって申し訳なく思っていたのでこの場を借りて、環境分野への就職について書いてみようと思います。(私の浅い経験から) 私は気象会社で営業や環境教育、分析業務などを経験してから転職し現在に至ります。仕事をしている会社は、県の外郭団体です。 いわゆる財団法人ですね。。 ちなみに年齢はまだ、ぎりぎりで30前。 さて、ご存知かもしれませんが、日本には各県に、財団法人の環境団体がある例が多くそれらの団体は、県から補助をもらっているところや、独自財源で業務を行っているところなど様々存在します。私が現在所属する組織は、大きく分けると後者の方です。 そして、上記のような団体は、多かれ少なかれ県とのつながりが強いように思われがちですが、最近では時代が変わってきており、県を逆にリードするような業務が行われるケースもあります。 ようするにやりがいを持って地域を動かすことも可能だということです。仕事はやたらと忙しいですが、中々、楽しいです。(ただし、そういう部署で仕事ができるという自分の売り込み力と運が絶対的に必要ですね) 環境の仕事をする場合、どういう選択肢があるかというと、大きく次の4つに分けられるかと思います。 1.民間企業 2.県や市の公務員 3.環境をテーマにした財団法人 4.NPO法人 ただし、これらは大きく分けた場合です。職種によって分けるとおそらく何十というくらい細かく分かれます。そこで、重要になってくるのが、環境系の仕事に就く、もしくは目指すとして自分が何をやりたいのか?ということです。当たり前のことなんですが、この点が不明瞭な方が結構多くいます。結果、環境関連の仕事=環境教育という誤解も多っかったり・・。 最近は、時代の流れやメディア、ネットの影響もあって、環境教育の仕事がしたいと言う方が多くいますね。 学生さんのネットでの発言や行動なども私が目指していたときとは全然勢いや数が違います。 ですが、環境教育の仕事を出来ている人は実は、まだまだ一握りです。また、環境教育の仕事を業務として行っている所も一握りです。更に言うなら、環境教育の仕事を生涯にわたって続けられ、それで家族を養え自立できる組織というと、おそらく日本には数件程度に限られるように思います。 将来のことまで考える人には非常に狭き門なんです・・。残念ながら。民間は転職も多いですしね。 では、どういう気持ちでこの業界に対して就職活動や転職活動をすればいいのか? そのことについて、これからの数日を使って、書いていこうと思います。私のこれまでの経験と現在環境教育を仕事としている視点が少しでもこれからの方に役に立てばいいのですが。 テーマ:環境業界への就職アドバイス - ジャンル:福祉・ボランティア |
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